今の世の中は働く女性が多数を占めてきて、高校や大学を卒業した後は勤めることは一般的な流れになっています。
そして社会的にも正しく評価されてきて、女性だからと差別されることなく能力次第ではキャリアアップも可能であり、仕事に情熱を注ぐ人も少なくはないでしょう。
ただそれだけに結婚に関して思い悩むケースも増えてきて、職場で目標管理が行われているとさらに決断が難しくなります。
目標管理とは評価者と非評価者の間で目標に対する合意点を決めて、そこに達成する度合いによって評価点が付けられる方式です。
ある意味では実力主義といえて、目標に向かって邁進することができで、実績主義や成果主義を重んじる場合は重要視されています。
達成感があり行う人間のモチベーションアップにもつながりますが、それだけに一度評価が落ちると期待されなくなり精神的に追い詰められる人間も出てくるのです。
このシステムが女性にとって厄介なのは育児休暇などでブランクができると、なかなか追いつくことができなくなるからで、時間は埋めることがもっとも難しいもののひとつなのです。
これまで積み上げてきたキャリアを失う、その不安から結婚はともかく妊娠に踏み切れない女性は多く、さらに育児でも待機児童問題などがあり、社会として解決する必要があるでしょう。
ただ大切なのは自分にとって何が重要か考えることで、妊娠に関してはタイムリミットがあるので、それを踏まえて決断する必要出てきます。